インターネットリサーチとは
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インターネットリサーチとは
インターネットを利用した市場調査です。ウェブアンケート、ネット調査などとも言います。 インターネットリサーチ会社が事前に募集した数万人〜数百万人のモニター(パネル)と言うアンケート回答者にウェブでアンケートを配信し、回答してもらう仕組みです。 インターネットリサーチ会社のモニター募集方法は、換金性のあるポイント付与、メールマガジン登録などです。 インターネットリサーチとは何かを理解する早道は、自分が発注してみるか、自分がモニターとして登録してアンケートに答えてみる方法があります。 後者は費用がかかりませんから、試しに登録してみてはいかがでしょうか。
インターネットリサーチとは 【メリット】
インターネットリサーチのメリットは何といっても低コストと短いアンケート回収期間です。
郵送や電話調査と比べれば明らかです。 数千人以上のアンケートを1日で回収することも可能です。
低コストということは全国規模のリサーチも安価に行うことができます。
その他にも、ユーザーの属性が細かく分かれていることが多いので対象者を細かく設定できる。写真や動画を利用するアンケートが可能。また、回答の矛盾などをシステムではじくことができるので有効回答が多い。コンプレックス系のアンケートにも抵抗感が少なく回答してもらえる。レポート機能が充実している。などがあります。
インターネットリサーチとは 【歴史】
インターネットリサーチの歴史は1990年代中盤が創世記と言われています。 急成長していたインターネット企業が、サイトユーザの調査・分析を始めました。 また、初期のインターネットユーザーは新しいもの好きな人が多かった為、新製品の市場調査などに活用されはじめました。
現在では電気製品のデザイン調査や興味がある金融商品の調査など、かなり一般的に利用されていあす。 モニター数ですが、各インターネットリサーチ会社のモニター数は増加の一途で、全社のモニターを合計すると、1億人を超えてしまいますが、これは重複登録が相当数混ざっているのと、調査会社同士のモニターの共有などによるものです。
インターネットリサーチとは 【品質】
インターネットリサーチの品質はモニターの品質に直結しています。 モニターの募集方法は調査会社により異なります。 アンケート回答に換金性がある場合、小遣い稼ぎとしてモニターになっている人が少なくありません。 大量に回答するために、設問内容をよく読まない人もいることでしょう。 調査会社の方もこのような回答者を排除するために、毎年数パーセントの入れ替えたり、回答の整合性を確認する設問を混ぜたりと、様々な方策を実施しています。
インターネットリサーチとは 【目的別】
インターネットリサーチを実施する目的をいくつか挙げました。(切り口は様々)
- 家電製品などのデザインや機能に対する意見収集
- 金融商品に対する満足度調査
- 新製品リリース前の調査
- 自治体のサービス内容に関する調査
- 会場調査の現場で携帯電話を使ったモバイルリサーチ
- 役所や政党が政策立案の参考にするための調査
低コストで大量の意見を集められるので、様々なシーンで活用されています。
インターネットリサーチとは【発注の流れ】
1.概要打合せ | 調査目的やモニター属性など概要レベルで打合せをします。アンケート対象の属性絞り込みなどは重要ですのでしっかり相談することをオススメします。ここでネットリサーチ会社の良し悪しがわかります。調査票の記入のみで対応する会社も多いです。 |
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2.発注 | − |
3.調査の設計 | アンケートの質問の設計をします。質問数や内容、画像、動画の使用するのかなどを決めていきます。実際に回答画面で確認することが多いです。 |
4.調査実施・回収 | 指定した属性のモニターにアンケートを実施します。希望数のアンケートが集まったら終了です。日時を決めておいて終了することも可能です。 |
5.集計・納品 | 通常はcsv,Excel形式での納品になります。管理画面からダウンロードする形が多いです。 |
6.分析オプション | 各社様々なレポート分析機能をオプションで用意しています。サンプルを見ながら利用するのもいいと思います。 |
インターネットリサーチとは【注意点】
インターネットリサーチの注意点は、設計をしっかり行うことです。 レポートのイメージをしっかりさせて実施しないと、調査目的を充分に果たせないレポートになってしまうことがあります。 また、調査対象者が希少な場合は、希望のサンプル数がいなかったり、費用に影響することも把握しておきましょう。